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中古物件の購入からリノベーション設計施工まで

マンション・団地・戸建て・賃貸で比較!リノベのメリット・デメリット


かつて日本では「家を買うなら新築で」という新築至上主義の考えが根付いていました。現在はライフスタイルが多様化し、好きな街で古くても気に入った家を買い、好きなように手を入れて住みたいと考える人が増え、リノベーションに注目が集まっています。今回は、マンション・団地・戸建て・賃貸という4パターン別に、リノベ物件の長所・短所を探っていきます。

 

マンションリノベのメリット・デメリット

メリット

自由に設計できる

既存の住宅は購買層を広げるため、無難な構造や内装であるのが一般的。リノベーションなら、好きな間取りにする、壁紙を選ぶ、お気に入りのメーカーのキッチンを入れるといったカスタマイズが自由自在にできます。団地や戸建てでもこのメリットはある程度共通しています。

新築よりもコストが抑えられる

新築より中古の販売価格が安いのは当然。新築を購入する場合と、中古を購入してリノベーションする場合を比較すると、中古リノベの方が20~30%安く済む傾向があります。

居住エリアや物件の選択肢が増える

新築は物件が広範囲に分布していて、希望する駅や沿線を限定するとなかなか見つからないことも。中古なら自分が希望するエリアで、駅から徒歩5分以内や、閑静な住宅地といった細かな条件を満たす物件を探し出せる可能性があります。

デメリット

耐震性の確認が必要

中古を購入する際に気になるのは耐震性。1981年に耐震基準法の大幅な見直しが行われ、より高いレベルの耐震性が義務付けられるようになりました。築30年以上の中古なら、新旧どちらの耐震基準に基づいているか確認したいところ。また、古くても、管理組合が耐震診断や耐震補強を実施しているなら、一定以上の信頼を置けるので、まずは修繕履歴を確かめてみましょう。

住み始めるまでに時間が必要

リノベーションをしなければ、物件を探して、購入し、引き渡し後、すぐに住み始めることができます。一方、リノベーションの場合は、物件取得後、建物検査や設計、施工の作業が加わるため、実際に住み始めるまでにはある程度の時間が必要。設計士やコーディネーターと相談しながら、間取りや設備、家具の配置などを決めていくのは、夢が広がる楽しい時間です。理想の住まいを作る工程を楽しめる人はリノベ向きかもしれません。

 

団地リノベのメリット・デメリット

メリット

中古マンションよりもコストが抑えられる

団地が多く建設されたのは、昭和30~50年代。築30年以上という年数が経っているため、中古マンションよりも比較的低価格です。購入価格が抑えられるので、その分、リノベーションにかける予算が増やせます。

豊かな住環境

団地は街の一部として、建設計画されたものが多く、公共交通機関が近くにあり、スーパーや学校、病院、郵便局などが近隣にまとまっているのが特徴。また、多くが山林を造成して街づくりを行ったので、今も周囲には緑がいっぱいで、公園も充実しています。広い敷地に数棟がゆったりと建ち、隣の棟との間隔が広いので、日当たりや風通しがいいのも団地ならではのメリットです。

デメリット

耐震性の確認が必要

多くの団地は旧耐震基準で建設されていますが、大半は壁式構造という頑丈な造りで、過去の大地震でも大きな被害は受けていません。耐震性に関しては、中古マンションと同様に管理状態を確認することが大切です。

コミュニティへの途中参加

団地は自治体によって運営されるため、掃除当番や子ども会、季節のお祭りといった住民間の交流はマンションに比べて盛ん。また、昭和50年に建てられた団地だとすると、入居開始から40年以上が経ち、入居者の高齢化も進んでいます。自治会活動の内容や頻度が自分のライフスタイルに合うか確認しておきましょう。

 

戸建てリノベのメリット・デメリット

メリット

人気のエリアで土地を確保できる

土地を優先して家選びをする時、都心部では特に、住みたいエリアにはすでに住宅やマンションが立ち並び、入り込む隙がないことが多々あります。中古戸建てなら、新築より断然選択肢が多くなり、希望条件を満たす物件が見つかる可能性も広がります。

新築よりコストを抑えられる

土地+新築の家を人気エリアで探すと、予算がオーバーしてしまうことも。家の資産価値は築15年くらいまでは価格の下がり幅が大きく、それ以降緩やかになり、20年経過するとゼロになるといわれています。まだまだ住める状態でも、ほとんど土地代のみで手に入る可能性もあるのです。住宅購入の費用が抑えられれば、その分をリノベーション費用に上乗せすることができます。

周辺環境を事前に確認できる

分譲し始めの街と違って、すでに家々が建ち、生活感ある街並みが形成されているので、近隣の雰囲気がわかり、暮らしぶりの想像がしやすいのがメリット。日当たり具合や風通しも現物を見ながら十分にチェックしておきたいところです。

デメリット

耐震性に問題のある物件も

1981年に改正された耐震基準法の新基準に沿った中古住宅であれば比較的安心ですが、そうでない場合は、リノベーションの際に耐震改修が必要になるかもしれません。専門家による耐震診断を受けて確認しましょう。

新築と同じくらい設計工事期間がかかる

年月を経て味わい深くなった柱や梁、瓦などを活かすことは、中古一軒家リノベでしか得られない魅力。ですが、古材との統一感を出すために、設計から材料集め、工事まで、新築と同じくらい時間がかかる場合もあります。

 

賃貸リノベに住むメリット・デメリット

メリット

機能性に優れた新築同様の住まい

リフォーム済み物件は、間取りはそのままの状態で、必要に応じて設備を交換したもの。たとえば、ユニットバスは新品だけど、間取りは昔と同じで現代のライフスタイルにマッチしていないケースもあります。一方、リノベーション物件は大規模な工事によって、デザイン性・機能性を高め、現代の生活に合わせた間取りになっているのが特長です。

築浅のマンションと同じくらいの空間に安く住める

新築や築年数の浅い物件よりも安い家賃で、新築同様の設備・内装を施した物件に住めるのがリノベーション賃貸の最大のメリット。築浅の物件では手が届かないエリアでも、リノベ物件なら予算内で見つかることも。

気軽に引っ越せる

転勤や家族構成、住環境の変化に応じて、ライフスタイルに合った広さや家賃の物件に身軽に引っ越しすることができます。住んでみて居心地が悪かったり、近隣トラブルが問題になったりしても引っ越すことで解決できます。

デメリット

工事内容は千差万別

内装はきれいに改装されていても、給排水設備の配管や電気設備の配線は古いままという場合も。排水管の臭いが気になる、同時に使用できる家電製品が限られるなど、入居後に困った状況に陥らないように、どの程度のリノベーション工事が行われたか事前に確認をしましょう。

老後の負担

賃貸の場合、住み続ける限り、月々の家賃や更新料を支払い続けなければなりません。収入がなくなった定年後は年金や貯蓄からの支払いになるので、働けるうちに確実に貯金しておく必要があります。また、何十年、家賃を払い続けても、手元に資産は残りません。

 

こだわりの住まいを見つけるために

マンション・団地・戸建て・賃貸…、どのリノベーション物件を選ぶにしても、家にどれくらいの予算が使えるのか把握するのが第一歩。生活費や教育費、老後資金、病気やケガをした場合の貯蓄など、住宅以外にもお金の使い道はたくさんあります。家は幸せになるツールと考え、自分にとって、家族にとっての優先順位を決め、住宅費を割り出すところから始めましょう。


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