採光

採光

窓などを通して自然光を室内に採り入れることを指す。建築基準法においては、採光のために居室の床面積の7分の1以上の面積の開口部を設けなければならないとされている。地下室の場合はこの限りではない。採光が必要な空間として、トイレや浴室、洗面所、納戸など、人が常時生活しない場所は除外される。

リノベーションポイント

中古マンションのリノベーションによって、過ごしやすい住まいを手に入れようとしたとき、いかに採光をしていくかというのは、設計士の腕のみせどころです。というのも、いわゆる昔ながらの3LDKなどの間取りのままだと、どうしても風通しも悪く、北側は暗くじめじめし、カビの温床となりがちだからです。また、採光のための工夫としてはいくつか方法があります。

まず、大前提として、専有部を間仕切る壁をなるべく少なくすることです。個室を減らし、大きなひとつの空間のように扱うことで、光が隅々までとどく明るい空間になります。また、壁と天井と接する上から30センチ程度をガラス壁などにしたり、ガラスも取り付けず、風が通るようにすることも有効です。あるいは、寝室の壁を腰壁などの1メートルくらいの高さの壁や、抜けのある本棚などの家具で間仕切るケースもあります。

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